私の月誌(2009年12月)
「日本歴史」に大原社研のDBを紹介
吉川弘文館が発行する『日本歴史』(日本歴史学会編集)の2010年1月号に大原社会問題研究所のデータベースについて紹介しました。「特集日本史研究とデータベース」の中で、「提供者の立場から」の事例として編集部から依頼があり、寄稿したものです。ほかに提供者としては国立歴史民俗博物館、国文学研究資料館、東京大学史料編纂所など定番の機関が寄稿されています。大原社研のように小規模なところがそれらおおどこに並べて紹介されるのは、いささかすわりごこちが悪くもありますがとても光栄なことです。
特集は、「総論」、「分野別現況」、「利用者の立場から」で構成され、とても充実した内容です。ここ最近日本史に関わる研究機関、資料保存機関での所蔵資料のインターネットでの公開・発信が活発に行われていることからこのような特集が組まれたものです。
http://www.yoshikawa-k.co.jp/news/n349.html 大原社研は手前味噌になりますが、近現代の社会運動・労働運動関係資料の所蔵に関しては国内随一です。そしてそれらを各種データベースや画像情報としていち早くインターネットで公開してきました。利用者は研究者はむろんのこと、自治体史編纂関係者、そして最近はメディア関係者と幅広く利用されています。今回の原稿依頼では限られた紙数ではありましたが、原資料データベース、ポスターデータベースなどを主に紹介しました。
ぜひご一読ください。
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