2001.12.14 平成13年度電子図書館全国連絡会議
法政大学大原社会問題研究所(若杉隆志、野村一夫、神屋敷昭人)

社会問題関係ウエッブ資料の収集について



1.法政大学大原社会問題研究所紹介(若杉)
(1)研究所の活動
 ア.調査・リサーチ
 イ.情報発信−出版・インターネット
 ウ.文書館・専門図書館
(2)ウエッブサイトの歴史
    1988 所蔵図書のDB化開始(パソコンによる)
    1991〜 科研費研究成果公開促進費
    1994 「社会・労働運動に関する異種資料のマルチメディアDBの構築」研究開始(科研費)
    1996.12 WEBサイトを開設(社会労働関係文献DB、社会労働関係リンク集など)
    1997−1999「WWW上で検索可能な社会・労働関係マルチメディアDBの研究」(私大経常費補助)*リブロ電子工房発足
    1999.2 創立80周年を記念して「大原デジタルライブラリ」開設(画像DB公開)
(3)位置付け−−WWWサイトは世界に開かれたカウンター

2.最近の特徴と情報資源収集の構想(野村)
コードネーム「なまず作戦」1999年8月から
 子なまず 中なまず 大なまず
 なまずは一日にしてなまず

3.情報資源収集の実際(神屋敷)
(1)使用ソフト
GetHTMLW(ダウンロードツール)
http://hp.vector.co.jp/authors/VA014425/main.html
NAMAZU(全文検索ツール)
http://namazu.org/
(2)作業の流れ
ア.「社会・労働関係リンク集」から各労働機関のサイトを取り込む。
イ.取り込んだファイルをNAMAZUで検索できるようにするため、インデックスを作成。
ウ.WWW上で公開。

4.問題点と課題(野村)
・全文検索自体はかんたん
・ファイルのダウンロード自動化の困難
・前提は、アップデータされたリンク集の存在

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