第9回 ヤングアダルトサービス論
内藤弘美さん+応援団(ヤングアダルトサービス研究会)

1 ヤングアダルト(YA)って何?
・定義(YALSA)−12歳から18歳までの人々
  いわゆる思春期(第2次性微期)、心も身体も発達過程にあるティーンズ
・ヤングアダルトサービス−公共図書館、学校図書館、短大、大学、専門図書館
  いずれも利用者(YA)がいるところのすべて
  児童サービスの延長ではない−YA担当者が必要
・情報を求めてやってくる(ニーズの把握)−YAの特性、資料を知る
  @宿題 A個人的情報 B読書案内
2 実践では
・ヤングアダルトコーナー=ヤングアダルトサービスではない
  −有効な手段、居場所、たまり場
・宿題支援
  学校との連携(課題の把握、情報交換)−資料を揃える、指定コーナー
・情報の発信
  パンフ、新聞、テーマ展示、ボードノートの活用等により多くの情報の提供
  選択肢を増やし、判断するのは彼ら自らで
3 プログラム例
・プレサマーナイトアクション、サマーナイトアクション、ハロウインパーティ
 投稿、おしゃべりノート(テーマ別4冊、企画者用1冊)など
4 結論
・「すべての人に図書館サービスを」−YAサービスは特別のものではない
  当たり前のサービス−今この瞬間がすべて、待ってはくれない
*参考文献
「ヤングアダルトサービス入門」半田雄二著 論文集編集委員会 教育史料出版会
「ヤングアダルトに対する図書館サービス方針」第2版 YALSA著 YAサービス研究会訳 半田雄二監訳・解説 日本図書館協会
「みんなの図書館」1999年6月号 特集「YAサービスの今」
「Bare Bones」ALA 1993,2000


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